いま、ここにいます
米子に在る、在った、けれども今は忘れられてしまったかのように、息を潜めて存在しているモノたちがいました。それらを集め、作品化することによってまた命を宿し、精霊のように妖怪のように密やかな吐息が聞こえるような展覧会にしたいと思っています。
2021年 より米子市での滞在やリサーチをしながら出会ってきたモノやヒトたちと制作してきた新作の数々。会期中も岡田裕子の公開制作により、作品が成⻑するかのように増えてゆきます。
アーティスト | 岡田裕子 |
会 期 | 2022年8月5日(金)〜 8月28日(日) ※水曜日休館 |
開場時間 | 10:00 〜 18:00 |
会 場 | 米子市美術館(米子市中町12番地) 第3・第4展示室 |
| ※第3展示室にて、 三田村光土里のドローイング作品や映像作品、 および、AIR475ドキュメント展示を同時開催予定 |
岡田裕子滞在期間 | 2022年7月21日(木)〜 8月7日(日) 8月17日(水)〜 9月1日(木) |
関連イベント >詳細はこちら | ① 岡⽥裕⼦・三⽥村光⼟⾥| アーティストによるギャラリー・トーク ② 三⽥村光⼟⾥| アート&ブレックファースト@ミュージアム ③ 岡⽥裕⼦|公開制作 《Rub me tender Love my past︓YONAGO 2022 》 |
【アーティスト・プロフィール】
岡田 裕子 おかだ・ひろこ

美術家。映像、写真、絵画、インスタレーションなど、様々な表現を用いて、自らの実体験一恋愛、結婚、出産、子育てなど一を通したリアリティのある視点で、現代社会へのメッセージ性の高い作品を制作。
近年の活動は、《第11回恵比寿映像祭》東京都写真美術館(2019)、《個展「ダブル・フューチャー」》ミヅマアートギャラリー(2019)、《アルスエレクトロニカセンター常設展示》オーストリア(2019)、《個展「誰も来ない展覧会」》元映画館(2020)。
個人制作以外でも幅広く活動をしている。オルタナティブ人形劇団「劇団★死期」主宰、家族ユニット「会田家」。2020年以降コロナ禍でも活動は途切れることなく“感染の社会を考える ”アート&ファッションの試み「W HIROKO PROJECT」を開始、ソーシャルディスタンスの距離に合わせて形状の変わる服の作品「Di_STANCE」などを発表。
2022年北九州「もしも、ベラミで」展にて架空のダンス作品「Shall we SOCIAL DISDANCE ?」発表。2028年ヴォイヴォディナ現代美術館(セルビア)にて《SMALL REBOOTS by ARTISTS》展に参加。
作品集に「DOUBLE FUTURE エンゲージド・ボディ/俺の産んだ子」がある。
https://okadahiroko.info/
主な出展作品(予定)
①《イマココニイマス》

岡⽥裕⼦×AIR475+⽶⼦⾼専+島根⼤学のコラボレーション作品
⽶⼦でかつて使われていた⽇⽤ 品が魂を吹き込まれたかのように⾳を発したり、動き出したりする作品
②《トランスフォーム》⽶⼦編
かつて⽶⼦にいた⼈物の写真から制作した顔ハメ看板と、過去現在の映像がシンクロしてゆく インスタレーション作品

《トランスフォーム︓⽶⼦市法勝寺町ラジオ体操会の少⼥、昭和18年ごろ》 2022年
ビデオインスタレーションのイメージ
※写真提供︓⽶⼦市⽴⼭陰歴史館
③公開制作
《Rub me tender Love my past︓YONAGO 2022》
⽶⼦の⽅々がかつて使⽤していた家具や⽇⽤品を布にフロッタージュしてゆく公開制作作品

岡⽥裕⼦
《Rub me tender Love my past》 2021年
Stilllive 2021 でのパフォーマンス⾵景/ゲーテ・インスティトゥート東京
④《置物、バカンスへゆく》
不要になった置物が、古い観光のポストカードの⾵景に出会う作品
⑤《Qさんちのつくりかた》
建築家家族のQさんが建てる予定の第⼆の家を、実⼨⼤でグラウンドに描いてゆく、壮⼤なおままごと映像作品
第1期 関連イベント
① 岡⽥裕⼦・三⽥村光⼟⾥
アーティストによるギャラリー・トーク
⽶⼦で出会った⼈や物にインスピレーションを受けて⽣み出された作品について、展覧会場 を回りアーティストそれぞれの⾔葉でご紹介いただきます。
⽇ 時 | 2022年8⽉6⽇(⼟) 14:00〜15:30 |
会 場 | ⽶⼦市美術館 第3・4展⽰室 |
② 三⽥村光⼟⾥
アート&ブレックファースト@ミュージアム
朝⾷を通して滞在先の環境やそこに住まう⼈々と出会うことを⽬的としたプロジェクトで す。コーヒーや軽⾷を⽤意してお待ちしています。
⽇ 時 | 2022年8⽉7⽇(⽇) 9:00〜11:00 |
会 場 | ⽶⼦市美術館前 ※⾬天時はHARI(⽶⼦市法勝寺町65)に変更 |
協 ⼒ | フルーツカフェ サエキ |
参 加 費 | 実費をいただきます |
③ 岡⽥裕⼦|公開制作
《Rub me tender Love my past:YONAGO 2022 》
⽶⼦の⽅々がかつて使⽤していた家具や⽇⽤品を布にフロッタージュしてゆく公開制作作品 です。会期中も成⻑するかのように作品が増えてゆきます。
⽇ 時 | 会期中の⾦曜⽇〜⽇曜⽇ ※ただし、8⽉8⽇〜16⽇はアーティストは不在 |
会 場 | ⽶⼦市美術館 第4展⽰室 |
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